
愛知県で整体師をしているモコです。
激しい痛みを伴う時期は永遠に続くわけではありません。
早い場合で数週間、多くは1か月以内で急性期から回復期へと移行していきます。
今回は、ヘルニアの回復期の過ごし方について、紹介します。
<どうなったら回復期に入ったと思えばいい?>
急性期と回復期の明確な境目というのはありません。
日ごとに、それまで痛くてできなかったことが少しずつできるようになっていきます。
痛みで夜中に目が覚めていたのが、朝まで眠れるようになったり。
急性期には痛みのあまり100mも歩けなかったのが、少しずつ歩ける距離が伸びていったり。
まだできないことがたくさんある、と捉えるとよくありません。
できることが増えていっている、徐々に回復していっている、と捉えるのが良いです。
病は気から、と言いますが、ヘルニアも気から、と言えるでしょう。
とはいえ、治りかけの状態なので、無理をしてはいけません。
その一方で、かばいすぎてもよくありません。
かばいすぎると、足腰の筋肉を衰えさせることになります。
結果として、ヘルニアになりやすい身体にしていくことになります。
<回復期にすべきこと>
無理をしない範囲で、足腰の筋トレとストレッチをしましょう。
急性期を安静に過ごしていた間に、足腰の筋肉が落ち、柔軟性を失っていますので、それを回復させることが必要です。
筋トレは腹筋、背筋、スクワットがオススメです。
毎日1日10回を2~3セット。
それもきつい、という場合には1回あたりを5回とか、もっと減らしてもいいです。
少しずつでも毎日続けることが肝心です。
ストレッチは、股関節、太腿、ふくらはぎのストレッチがオススメです。
毎日1回ずつ、同じポーズを20秒~30秒。
心地よいと感じるところまで伸ばします。
お風呂上りで身体が温まっているときにストレッチするとよく伸びます。
片脚だけ痛かった場合には、痛かった方の脚の筋肉が特に落ちていて、左右のバランスの悪さを感じることもあるかもしれません。
その場合には、筋肉が落ちていると感じる方をちょっと多めに筋トレやストレッチするといいでしょう。
<回復期に気を付けるべきこと>
回復しつつあるときに油断すると、またヘルニアが再発する場合がありますので、注意して過ごす必要があります。
まず、重いものを持つときは腰に負担がかからないように注意すべきです。
なるべく、重いものを持つ、ということ自体を回避するようにしましょう。
どうしても重いものを持たなければならないときは、なるべく人に手伝ってもらいましょう。
前傾姿勢にならないようにして、脚の力で物を持ち上げるようにしましょう。
もう1つ、くしゃみをするときも気を付けましょう。
くしゃみをするとき、意外と背中と腰に負担がかかります。
壁を蹴って横に飛ぶ、三角飛びと同じように、背中と腰を壁にして、前にくしゃみを飛ばしているのです。
くしゃみをするときは、何かにつかまり、少し下向きにくしゃみをすると、腰が壁にならずに済みます。
「腰が痛くてなんとかしてください!!」
叫びのような声が、私の患者さんから毎日聞こえてきます。
私もできる限りのことをして、痛みを軽減させているのですが、数日たつと、
「モコ先生!また痛みが出ました!痛みを取ってください!」
このような繰り返しが非常に多いです。
その多くの原因は毎日の生活習慣です。
腰痛になる姿勢や、デスクワーク、家事など、腰に負担がかかる毎日で、結局また腰を痛めてしまうんですね。
その中で、みなさんあまり気づいていないですが、腰痛を癒すはずの時間が、さらに腰痛を助長していることがあります。
それはあなたはいつなのかご存知ですか?
人生の1/3をここで過ごします。
そうです。
あなたが寝ているときに腰痛をさらに悪化させているのです。
本来ならば、寝ている間は体の緊張がほぐれ、腰痛が改善する時間でなくてはいけません。
しかし、それが逆の時間になっている方が本当に多いんです。
私がこちらのマットレスを患者さんにオススメしてから、毎週3回治療に来ていた方が、2週間に1度の治療に減りました。
それくらい、寝ることは本当に重要な時間なんですね。
使用された94.2%の方が効果を実感したという統計もあります。
ですので、なかなか治りづらいという方は、ご自身のベッドのマットレスを換えてあげるだけでだいぶ生活がかわるとおもいますよ。
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【デスクワークという地獄からの解放】
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最後に
最後に、私が患者さんに指導している腰痛対策のストレッチ法を20本の動画にしてまとめましたので、もしよろしければ簡単なアンケートにご協力いただきましたら、無料で差し上げたいと思います。
10秒で終わるアンケートです。
どうぞよろしくお願いします。
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